2019年08月28日

「痛みなしでは、なにも増えない。」

過ごしやすい時期になってきましたねぇ。気温もそんなに高くなく、涼しい風が吹いている。
ごきげんよう、私です(=゚ω゚)ノぃょぅ 
服売場に早くも秋物が出ていてビックリしました∑(OωO )もうですか!?
秋の気配が少しずつ近づいてきているのですねぇ・・・。

さて、今回は「皆と学ぶ精神病と依存症」第52弾「過敏性腸症候群(IBS)」です。
過敏性?(´・ω・`)モキュ?と、聞いたことない方もいらっしゃるかと思われます。
ですが、この病気、日本においては10~15%程度の方に見られる病気なのです。
どんなものなのか見ていきましょう。
(*本来、過敏性腸症候群は「精神病と依存症」のカテゴライズ内であるかは微妙なところですが、症状で精神面に関わるところがあるので、今回、「精神病と依存症」にて紹介させて頂きます。)

・「過敏性腸症候群(IBS)」とは
過敏性腸症候群(IBS)は、お腹の痛みや不快感に下痢や便秘が伴う疾患で、男性では腹痛やお腹の不快感に伴う下痢型が、女性では便秘型になることが多いようです。
決して致命的な病気ではありませんが、電車の中などトイレのないところに長時間いられないなど、生活の質を著しく損なうので、患者さんの不安や苦痛は一般的な慢性疾患の中でも大きいと言えるでしょう。
特に女性に多く、およそ10%程度の人がこの病気であるといわれている、よくある病気です。

・「検査をしても異常がでない」
便秘や下痢は、重い病気の症状である場合があります。大腸に悪性腫瘍やポリープが出来たりしても、酷い便秘や下痢になることがあります。
しかし、過敏性腸症候群の場合は、検査しても異常が発見できないことがほとんどです。ですから、整腸剤や下剤など便秘や下痢の症状を和らげる対症療法しか出来ずに、長い間苦しまれる方も少なくありません。

・「過敏性腸症候群の症状とは?」
過敏性腸症候群には、下痢型便秘型、そして下痢と便秘が数日ごとに交互にあらわれる交替型があります。
下痢型では、急激な腹痛と便意を伴う1日3回以上、水のような便が排泄されます。
便秘型では、週3回以下に排便回数が減少します。排便時には腹痛を伴い、強くいきまないと便が出ないことがほとんどです。便が出てもウサギの糞状の硬いコロコロとした便で、残便感が残ります。

・「どうして起きるのか?」
腸(小腸や大腸)は食べ物を消化・吸収するだけでなく、不要な物を便として体の外に排泄してくれます。そのためには、食べ物を肛門方向に移動させるための腸の収縮運動腸の変化を感じとる知覚機能が必要です。運動や知覚は脳と腸の間の情報交換により制御されています。
ストレスによって不安状態になると、腸の収縮運動が激しくなり、また、痛みを感じやすい知覚過敏状態になります。
この状態が強いことが過敏性腸症候群の特徴です。実際に、大腸に風船を入れて膨らませて刺激すると、健康な人は強く刺激しないと腹痛を感じないのに対し、過敏性腸症候群の患者さんでは弱い刺激で腹痛が起こってしまいます。

・「原因は何なのか?」
原因は、はっきりとは分かっていません。ただ最近の研究では、何らかのストレスが加わると、ストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激で腸の動きがおかしくなり、過敏性腸症候群が出るといわれています。さらに、この動きが繰り返されることで、腸が刺激に対して「知覚過敏」になり、ほんの少しの痛みや動きから、脳のストレス反応を引き出してしまい、症状が強化されてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

・「治療法はあるの?」
治療においては、「命に関わることはないが、経過が長く完全に直ることが少ない」というこの病気の性質を理解することが必要です。
また、病状の完全な消失に拘らず、日常生活のなかで病気とうまく付き合っていくことも大切です。
過敏性腸症候群の治療には、生活習慣の改善、食事療法、薬物療法、心理療法などがあります。

・生活習慣の改善例:規則正しい生活を送る、十分な睡眠と休養をとる、バランスの良い食事を三食きちんと食べる、適度な運動を行う、趣味などで気分転換をする、リラックスできる時間や空間を作る。

・心理療法:医師と患者さんの信頼関係を高め、心理療法を行います。生活指導などによりストレスの解消を図ります。

・食事療法:アルコールや香辛料などの刺激の強いものを避けます。過剰な脂肪摂取を控え禁煙します。

・薬物療法:抗不安薬、自律神経調整薬、消化管運動の調整および腸管運動を抑制する薬、整腸剤を使用します。

私自身も、過敏性腸症候群(IBS)なのですが、これはなかなかツライ病気なんですよねぇ・・・。
内科で整腸剤貰って飲んでいますが、これでなんとか乗り切っている感じです。
飲まないと、お腹がグルグルしちゃうのですよ(´・ω・`)つらたんです。

陽が落ちる時間も短くなってきましたねぇ。まだ、値段は高いですが、梨もでてきましたね。
お菓子にも、秋の味、栗味の物が出てきました。売場は、すっかり秋になってきました。
ではでは、また次回へ!(*’ー’)ノシ またねー!

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Posted by ましゅお  at 11:21 │Comments(0)福祉

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