「偽る事が悪い事なら、僕は悪い奴でいいんです。」

朝から見てはいけないものを台所で見てしまいました、私です、ごきげんよう(=ﾟωﾟ)ﾉぃょぅ
そう、アイツです・・・。とどめは刺しましたが、嫌な気分になりました(´；ω；｀)

さてさて、今回は「皆と学ぶ精神病と依存症」第５６弾「カプグラ症候群」です。
聞いたことない病名ですよね。はたして、カプグラ症候群とはどんな病気なのか？

「カプグラ症候群とは？」
カプグラ症候群とは、確定記述的には全く同じ人物であると認めているのにも関わらず、「あれは別人だ」と確信するという、とても不思議な精神症状です。
夫や子供など、自分の大切な人が、いつの間にか本物そっくりの偽者と入れ替わってしまったら・・・。まるで、ホラー小説のような怖い世界。
カプグラ症候群の人たちは、このような世界を生きています。その孤独と恐怖は計り知れないものがあります。

「カプグラ症候群の症状は？」
・「瓜二つの偽物」妄想・・・自分の親しい人が瓜二つの偽物だと信じてしまう。
・「全てが偽物」妄想・・・人物だけでなく、自宅や街、国家、時間や空間などありとあらゆる物が偽物と置き換わってしまったと思い込む。
・「秘密結社」妄想・・・偽物と置き換わってしまった背景に、秘密結社や悪の組織の存在があると信じ込む。

「孤独で恐ろしい世界から抜け出そうとする」
周りの人どころか、周りの世界までが瓜二つの偽物で、偽物の世界を自分に信じ込ませようとしている・・・。病気による妄想と言ってしまえばそれまでですが、その渦中にいる本人にとっては孤独で恐ろしい世界です。
孤独で恐ろしい世界から抜け出すため、この症候群の人は真剣に深刻に自分を取り巻く偽物の世界を壊そうと試みます。
偽物を倒そうとしたり、警察や学校などに姿を変えている悪の組織に戦いを挑んだりと、攻撃的で破壊的な行動に出る人もいれば、引きこもってしまう人もいます。
また、本人も偽物の世界に取り込まれ、本人が偽物であるかのような行動をとることもあります。

「カプグラ症候群の原因は？」
１９７０年代に脳外傷後にカプグラ症候群が発症したとの報告があって以来、カプグラ症候群では脳になんらかの器質的障害があるはずだとの考えが広まり、１９８０年以降は脳の器質障害が原因であるという考え方が主流です。

「カプグラ症候群に治療法はあるのか？」
統合失調症やアルツハイマー型認知症によってもたらされたカプグラ症候群は、原疾患（統合失調症やアルツハイマー型認知症）の治療を行うことがカプグラ症候群の治療にも繋がります。

如何でしたでしょうか？　少しでもカプグラ症候群を理解してもらえたらいいなと思います。
全てが偽物かもしれない・・・といった世界で生きていくのは、例え妄想でもなかなか難しいし、怖いことですよね(´・ω・｀)

今日は涼しいけど、少し冷えますね。雨が降っているせいかと思いますが、昨日の暑さと差がありすぎて、身体的にしんどいですね(TдT)
もう少し経てば、気温差に悩まされることもなくなるのでしょうが、秋らしい陽気になるのが待ち遠しいです。
ではでは、また次回へ！ヽ( ´ー｀)ノ　まったね～

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