愛または憎しみと共演しないとき、女は凡庸な役者だ。

昨日は、久々に鍋料理だったのですが、食べた後は凄くポカポカして暑いくらいでした(υ´Д｀)ｱﾂｰ
鍋の〆は、雑炊より麺派ですね。うどんや鍋用ラーメンとか。
麺はいいぞ。鍋の〆は麺を推奨していきたい・・・。あっ、私です、ごきげんよう(=ﾟωﾟ)ﾉぃょぅ

さて、今回は「皆と学ぶ精神病と依存症」第６６弾「演技性パーソナリティー障害」です。
パーソナリティー障害にも色々ありますが、このパーソナリティー障害は、女性がなりやすいと言われています。
はたして、どんな病気なのか見ていきましょう。

・「演技性パーソナリティー障害とは？」
「演技性パーソナリティー障害」とは、日常生活においてあたかも、自分が役者のような振る舞いをする障害です。
患者は人目を引くために演技のような言動をし、思うように注目が集められないとストレスがたまって自己破壊的な行動や挑発的な性行動をとったりします。
目立ちたがりなだけと受け取られがちですが、不安定な感情や行動で生活に支障をおよぼします。
周囲を振り回してしまうことで人間関係がうまくいかなくなり、組織や友人などと安定した関係が築けません。

演技性パーソナリティー障害の割合は人口の２～３％程度、男性より女性に多いと言われています。
同じＢ群のパーソナリティー障害では、自己愛性パーソナリティー障害が男性に多く、境界性パーソナリティーは女性に多いです。

・「演技性パーソナリティー障害になる原因は？」
子供のころから、両親からの虐待や愛情を受けずに育ったことや、学校社会などで幸せな思い出があまりないことが原因としてあげられます。
ですが、愛情不足を経験していても、演技性パーソナリティーになる人もいれば、ならない人もいます。
そこには遺伝的要因の関与も少なくないことがわかっています。
ただし、遺伝的な要因だけで演技性パーソナリティー障害になるわけではりません。
養育や親子関係など環境的な要因と絡み合って演技性パーソナリティー障害は形成されると言えるでしょう。

・「どんな症状があるのか？」
・自分が場の中心になっていないと不快になりやすい。
・対人状況で、自分の肉体、性的魅力を強調しやすい。また自分の好感度を過大評価しやすい。
・感情の表出は大袈裟だが、表面的で、うつろいやすい。
・話し方は、その場で演じているように見えるほど印象的だが、話の内容自体は乏しい。また、その演ずる役自体は確固としたものではなく、よそからの影響を受けやすい。
・様々な役柄を演じる。その役は完全無欠なヒロインであったり、清楚なお嬢様の場合もあれば、災害や犯罪に巻き込まれた被害者や可哀想な生い立ちを持った人といった役割を演じることもあります。
わざとらしい設定の場合でも、見事に演じきっているので周囲が信じ込んでしまうことも多いです。

・他人との交流に性的な誘惑やアピールをよくします。
女性の場合だと、露出の多い服装や胸元を強調した服装などで女性性を強く演出しようとします。
男性の場合でも、外見に強いこだわりを見せて「異性から見て魅力的かどうか」に基準を置いています。

・相手に対して、「自分はあなたに異性として好意があります」といった態度をとり、そして、男女問わず、相手の興味が自分に向かなかったときはボディタッチや性行為を匂わす会話をして誘発したり挑発して、自分に興味を向けようとします。

・「治療と克服方法はあるのか？」
成熟した演技性パーソナリティー障害の傾向を持つ人は、洗練され魅力的な振る舞いをしますが、過度に誘惑的になったり性的なものに走ることはありません。
お世辞や賞賛を楽しみますが、過度にそれらに没頭することはありません。注目を浴びることを好みますが、それはきちんと自己主張という形で表現されます。
このような成熟した演技性パーソナリティーを形成するためには、注目や関心に貪欲になりすぎないように、自分を振り返る目を持つことが必要です。
演技性パーソナリティー障害の人は、過度の注目を浴びていないと欲求不満になりがちですが、先ず自分がそういうパーソナリティーの傾向を持っていることを自覚するところから成長は始まります。自分をアピールしたいという気持ちをコントロール出来るようになったとき、もっと自分が魅力的になると悟るべきです。

治療法は大きく分けて二つあります。
・精神療法
基本的には精神療法を持続的に行います。
個人精神療法、集団精神療法、家族療法があります。
個人精神療法・集団精神療法は、共に患者の心理面に働きかけを行う治療法です。具体的には、患者の認知や思考、行動パターンの偏りを改善していく認知行動療法などが挙げられます。
またパーソナリティー障害では、家族関係がうまくいっていないケースも少なくないため、家族との関係を捉えなおし、問題を解決していく治療法がとられることもあります。

・薬物療法
服薬することで、イライラする、不安になる、憂鬱になるなどの症状を緩和することがあります。
しかし、これはパーソナリティー障害そのものを治療していく方法ではなく、精神症状などが出ていて、かつ本人の生活や治療に影響がある場合に対応されることが多いと言われています。

如何でしたでしょうか？
詐欺師のなかには、この障害の人がいることもあるようです。
この障害は悪い障害というわけではないですが、付き合いの難しい障害かもしれませんね。


少し前に名古屋でも漸く、初雪が観測されましたね。積もるほどではなく、パラっと降った程度らしいですけど。
今年の冬は、ビックリするほどの暖冬ぶりですね。一昨日は１８℃を記録したそうです。
春ですよね！気温的には。もう、春だよ！！しかし、また寒さがぶり返しそうな予感もしますし・・・。
まだまだ、ダウンもマフラーも手放せそうにないですね。
コロナウイルスの終息のめどが立ちそうにありませんね・・・。手洗い・うがい・消毒・マスクを忘れず、徹底しましょう！
ではでは、また次回へ！ヽ( ´ー｀)ノ　まったね～

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