2019年11月07日

「健康な身体は魂の客間であり、病身は監獄である」

昨日から胃腸の調子がイマイチな私です、ごきげんよう(´・ω・`)
夕飯があまり、喉を通らず、美味しく感じませんでした・・・。
胃腸薬も飲んだのですが効きがイマイチというか。
とりあえず、様子を見て病院に行くか決めようと思います。

さて、今回は「皆と学ぶ精神病と依存症」第63弾「身体完全同一性障害」です。
身体・・・?( ・ω・)となってしまいますよね。あまり聞かない名前ですし。
人間、五体満足が一番!ですが、この障害の人は、身体の一部をなくしてしまいたい!という非常に危険な強迫観念を持っています。
さて、どんな障害か見ていきましょう。

「身体完全同一性障害って?」
「身体完全同一性障害(BIID)」とは、自身の体の一部をなくしてしまいたいという、非常に危険な強迫観念に悩まされ、体の一部を自ら望んで切断したくなる気持ちに襲われる病気で、切断したくなる部分は、健康で何の問題もないのに患者はその部分に違和感を覚えます。
アメリカでこの障害の女性が、自ら両目を潰し、全盲になっていたことから波紋を広げています。

「どういう症状があるの?」
自身の身体のある一部分に常に強い違和感を抱き、激痛やその後の機能不全が伴うことを承知の上で「ソレをなくして(切断して)しまいたい」という強迫観念にかられるというもの。
BIIDの患者は、本当に半身不随で車イス生活を送っている人々から、怒りと批判を浴びせかけられます。ですが、彼らはBIIDの症状を完璧には理解していません。

「原因は何なのか?」
原因はまだよくわかっておらず、右頭頂葉の機能不全により起こるという説がありますが不明です。
脳のこの部位は自分の体の構造や機能、大きさなどのイメージについての「ボディマップ」(脳の中の身体地図)をコントロールしていると見られています。

「患者が行った恐ろしい行為とは?」
・自分で両目を潰す
とある女性の場合、3~4歳のころに電気を付けず深夜の廊下を歩き、そこが最も快適な空間であると実感したことが始まりでした。
6歳で盲目になりたいと強く意識するようになり、10代になると白い杖を購入しました。
全盲願望をもはや抑えきれなくなったこの女性。2006年、彼女はついに自身の目に排水パイプ用液体洗浄剤を注入し、頬まで焼け爛れてしまうほどの激痛と戦いました。
ほぼ全盲となった自分自身を、彼女は「これでいいのです。私は盲目で生まれたほうが幸せだったくらいなのです。」と話しました。

・両足にドライアイスをかけ、凍傷させ病院で切断
とある男性の場合、自らドライアイアスで自分の両足を6時間もかけて凍らせることで壊死させ、わざわざ自ら作成した自動運転装置付の車で病院を訪れたのでした。
入院から数日後、男性の足は“期待通り”壊死し、もはや選択肢のない医師の手によって、その足を切断されたのでした。

しかし、切断したことに後悔することも多く・・・。
「世間の冷たい視線はしっかりと感じている。」
実際に、先ほど述べたドライアイスを使って自らの両足を切断させた男性は、後になって自分の考えは浅はかだったことに対する後悔の念をこぼしています。

「治療法はないの?」
今のところ、根拠に基づく治療法は残念ながらありません。認知行動療法、抗鬱剤の使用、手術が報告されています。

如何でしたでしょうか?
凄く、恐ろしい障害ですね。ですが、同時に少し悲しい障害だなと思うのです。
全くの健康体で産まれながら、身体の一部に違和感を感じることでソレをなくしたいあまり、切断したくなる。しかし、その行為が正解だとは限らず、後悔を感じることもある。ままならぬ障害だなと思いました。

朝晩冷え込むようになりましたねー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
昼間は暖かいのですが、夜になると肌寒く感じます。上着一枚必須ですね。
なんというか、秋が非常に短かったような・・・(苦笑)
例年通りだと、今年も暖冬かなぁ・・・(´・ω・`)温暖化が心配だ。
ではでは、また次回へ!ヽ( ´ー`)ノ まったね~

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Posted by ましゅお  at 13:22 │Comments(0)福祉

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