2019年11月18日

「冬が来れば春は近い。桜は静かにその春を待つ。」

やる気は霧散し、ちょっと情緒不安定な私です、ごきげんよう(´・ω・`)やあ
秋冬は、気分が沈みがちだし、布団からなかなか出られないし・・・。
季節は秋と冬が好きですが、こういう部分は好きにはなれませんねぇ。

さて、今回は「皆と学ぶ精神病と依存症」第64弾「冬季うつ」です。
寝ても寝ても眠い、人に会うのも面倒、食べても食べても甘いものが欲しい・・・。
そういうことありませんか?もしかしたらその症状、冬季うつかもしれません。
どういうものか見ていきましょう。

「冬季うつ病とは?」
一般的に「うつ病」と呼ばれている病気の中には、「冬季うつ病」「夏季うつ病」など季節性のものがあります。
このように季節によって症状が起きるうつ病は「季節性感情障害(SAD)」に分類されます。
中でも冬季うつ病は、10月~12月にかけてうつ症状が現れ、冬が明ける3月ごろになると回復するというものです。

「冬季うつ病の症状とは?」
冬季うつ病は、一般的なうつ病の症状である倦怠感や気力の低下が起きるものの、他にも特徴的な症状があると言われています。
それは、いくら眠ってもまだ眠いという過眠や、甘いものや炭水化物が無性に食べたくなる過食などです。
人間の脳と身体は体温が上がるにしたがって覚醒します。しかし、冬は気温が低いため、朝になっても体温がなかなか上がりません。体温が上昇しなければ、覚醒状態になるまでに時間がかかります。その結果、睡眠時間が長くなるのですが、これは自然なことです。
例えば、一日に10時間以上寝てもまだ眠い、チョコレートやアイスクリームなどの甘いものを食べ続けてしまうといったことが起きるのです。
しかも、これが冬場にだけ起きるというのがこの冬季うつ病の特徴です。

「冬季うつ病の原因と対処法は?」
冬季うつ病の原因は、「日照時間が短いこと」といわれています。
日の光を浴びる機会が減ることで、脳の神経伝達物質である「セロトニン」が不足するという説明が一般的です。
セロトニン不足は、もともとうつ病の直接的な原因といわれているもので、不足すると食欲や性欲などの衝動が抑えられなくなったり、イライラしたりします。セロトニンは、人間の精神にとって重要な脳内ホルモンというわけです。

対処法は自然の光をより長く浴びること
「高照度光療法」という、太陽光やそれと同等の光を浴びる治療法も確立しています。
症状が思い当たる場合は、早寝早起きを心がけ、できるだけ日光を浴びるようにすることがポイントになりそうです。
冬季うつ病は、日照時間の少ない北欧(ノルウェーやフィンランド)でよく見られます。
また日本の場合、北海道や東北地方で発生しやすいという調査結果があります。
また、食事での対処法もあります。
食事は、セロトニンの原料になるビタミンB6や炭水化物を中心に。
食べすぎは冬太りの原因になってしまいますので、バランスのいい食事を心がけましょう。
ビタミンB6を多く含む食品は、にんにく・まぐろ・牛肉(レバー)などです。
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから生成されているのでトリプトファンの多く含まれた食品を摂ることでセロトニン不足を改善できます。

冬季うつは春が来ることで改善されていきますが、長い間強い不安が続いたり、過食や過眠で強い自己嫌悪に陥るようなら慢性的なうつの可能性もあります。
症状がつらい場合は、我慢しないで早めに近くの精神科や心療内科を受診しましょう。

如何でしたでしょうか?
冬季うつ、厄介ですよねぇ。春が来れば改善しますが、それまでの道のりが長い!
受診しても、毎日がつらい・・・。眠いし、過食したくなるし・・・。
こんなにも春が待ち遠しくなる病気は他にないかもしれませんね。

布団から出るのが億劫な日が続きますねぇ(っA`)ネムー
朝晩の冷え込みが厳しいから、布団が手放せない・・・。なんか一気に冷え込みましたよねぇ。
まだ、毛布を出していませんが時間の問題ですな。
通院している病院の入口に、クリスマスツリーがもう飾られていました。早いよぅ・・・。
100円ショップもクリスマスグッズを展開していますし。ケーキとおせちの予約始まっていますし。年末は静かに、だけど確かに近づいていますね。
ではでは、また次回へ!ヽ( ´ー`)ノ まったね~

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タグ :冬季うつ

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Posted by ましゅお  at 11:31 │Comments(0)福祉

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